2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

図書館で借りた本の備忘

すでに豆に記録をとることに飽きてきた。 西遊記の続き3、4巻 西遊記〈3〉水の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ (3))作者: 斉藤洋,広瀬弦出版社/メーカー: 理論社発売日: 2005/04/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見る西…

「notes from a small island」

以前アマゾンでこれを買った。 Notes from a Small Island作者: Bill Bryson出版社/メーカー: William Morrow Paperbacks発売日: 1997/05/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る Amazonの書評にある「鈴木純…

「ラブソングができるまで」★★★☆☆

えーと、軟弱でおバカなラブコメディである。なのに最近こういうのが面白いんだよな。われながら堕落したなあ。墜落しきっているなあ。 主人公は80年代にポップアイドルグループのボーカルとして一世を風靡したという元アイドル。今は過去の栄光にすがって、…

その他

他*1に、「大奥」なんかもあったのだが、冒頭ちょっと観て、嫌気がさしてやめた。 *1:観たやつでは「ナイト・ミュージアム」「ハッピー・フィート」「シャーロットの贈り物」が吹替えであった。

「ドリームガールズ」(字幕)★★★★☆

ミュージカル。以下ネタばれ。 前半は白人中心の音楽業界の中で、黒人女性ボーカルグループと黒人レーベルが手に手を取り合ってのし上がっていくサクセスストーリー。その過程で、「売る」ために、本来のメインボーカルであるジェニファー・ハドソン演じるエ…

「エラゴン 遺志を継ぐ者」(吹替)★★☆☆☆

原作は結構分厚めの小説だから、映画化で切り落としたところも多いのだろう。映画だけから得た印象を、目一杯褒めて言えば、いろいろなファンタジーもののいいとこ取りという感じ。以下ネタばれ。 世界観は竜騎士と魔法の世界。かつては竜騎士たちが力をあわ…

「007カジノ・ロワイヤル」(字幕)★☆☆☆☆

なんだかすべてが行き当たりばったりで、偶然に頼り、因果関係が希薄で、敵が一貫していない。所詮007だと思えば、007らしい映画なのかもしれない。 ボンド役の役者の体だけは見事なんだが、軽快さとしなやかさにかけるから、もっさりしていてかっこ悪い。 …

石原孝哉『幽霊のいる英国史』集英社新書

巻頭に本書中に出てくる地名の位置関係を示した地図が載っているのだが、この手の新書の地図はそのサイズの関係か、主な地名があるだけで、文中の具体的な地名がろくすっぽ出ていなかったりするのだが、この本では非常に充実しているので読みやすい。通史で…

黒岩徹『イギリス式生活術』岩波新書

p.14 ドント・パニック 『「パニックにならない」ことが紳士・淑女の条件』 『パニックにならないことは、とりわけ戦場のような極限状況において必要である。将校を養成するサンダーハースト陸軍士官学校では、将校の卵たちに「上唇を固くせよ」と教える。』…

料理

辛い。なんにでも「パプリカ」が入っているのだが、日本で言うパプリカというよりは、唐辛子である。ただ、そのおかげかウィーン、プラハ、ピレネーなど内陸系欧州料理が若干苦手であっても、比較的美味しくいただけた。 味付け自体は悪くない一方、ちょっと…

ブダペスト総評

ハンガリーの国全体としては人口約1000万人。うち首都ブダペスト(ブタペストではない)には約200万人の人口があるとのこと。 なので、もっと人口が少ない「地方」都市と比較するのもなんであるが、町としての印象は、グラスゴーとエディンバラを足したもの…

外山恒一

「2007年東京都知事選挙特集」というページに面白い統計が載っていた。 得票数で見れば、 石原51% 浅野31% 吉田11% 黒川2.9% Dr中松1.6% 桜1.3% 内川0.4% 外山0.3% となり、外山なぞ石原の約1/200の存在感の存在に過ぎないのだ。 ところが、これをこの時期に…

はてぶで人気の三国志評

web

「404 Blog Not Found:書評 - 蒼天航路」 この破格の人*1を日本において再発見したのが、(狭義の)文学ではなく漫画だったところがまた素晴らしいではないか。 つ『秘本三国志』*2 そのことが、かえって劉備に関しては納得のいく描写になっている。はっきり行…

参考

「自衛隊法施行令 第二節 治安出動及び災害派遣の要請手続等」 (災害派遣の要請手続) 第百六条 法第八十三条第一項 の規定により都道府県知事及び前条各号に掲げる者が部隊等の派遣を要請しようとする場合には、次の事項を明らかにするものとする。第百四…

2000人

昨日の阪神大震災関連発言についてのブログの取り上げ方をざっと眺めた中、石原を批判する論の中で同意したのは、2000人という数字の扱い。これは想定される最大の数値をすべて単一の原因に帰しているという点で、「南京大虐殺」的誇張であるように思う。 と…

現職としてその発言はどうよ?

「「そんな認識だと心配」 井戸・兵庫県知事が石原氏批判」 東京都知事選で3選を果たした石原慎太郎知事が8日夜の会見で「神戸の地震の時なんかは、(自衛隊の派遣を要請する)首長の判断が遅かったから、2000人余計に亡くなった」と発言した問題で、…

「これはひどい」の中身がまるで違うので面白い

「asahi.com:阪神大震災「首長判断遅く2千人犠牲」 石原氏が発言 - 社会」 石原慎太郎氏は8日夜の会見で防災策に触れ、「神戸の地震の時なんかは(自衛隊の派遣を要請する)首長の判断が遅かったから、2000人余計に亡くなったわけですよね」と発言し…

こういうときはwikipedia

ということで、検索してみた。「Girly girl(Girlie girl)」ということで、見出語になっていた。 Girly girl is a slang term for a girl or woman who chooses to dress and behave in a traditionally feminine style, such as wearing pink or floral dr…

ガーリー

テレビを見ていたら、「女の子らしい」という文脈で「ガーリー」と言っててびっくりした。 研究社新英和(1995年CD-ROM版)の記述を引用すれば girly [形][名] =→girlie girlie [形][A] 〈雑誌、ショーなど〉ヌード女性(が売り物)の [名][C] [軽蔑的に] 娘さ…

ホリデイ

映画ホリデイ(原題"The Holiday"(2006))を観てきた。 クリスマス映画である。なんでクリスマス映画をイースターの時期にやるんだ?いっそ今年のクリスマスにやった方が良かったろうに。 内容面でいうと、例えば、ざっと検索してみた中に、つまんなくて途…

借りた本メモ

逆説の日本史11 戦国乱世編: 朝鮮出兵と秀吉の謎作者: 井沢元彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/02/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (16件) を見る 逆説の日本史12 近世暁光編: 天下泰平と家康の謎作者: 井沢元彦出版社…

チェルノブイリ事故による死亡者数の推定

sci

「原子力安全研究グループ」というサイトを見ていたら、「2007.3.26 「チェルノブイリ原発事故の実相解明への多角的アプローチ:20年を機会とする事故被害のまとめ」(共同研究報告書) 」というものがあった。その中の「チェルノブイリ原発事故による死者の…

76世代?

某所のコメント欄で76世代を自称する人を見かける。ぐぐってその意味は概ね把握したが、なぜ1976年(昭和51年)?「世代」としてそこで区切る根拠、必然性みたいなものがある、それだけ特徴のある『世代』なのか? 定義*1からは『花の24組』のような、世代と…

誤字

「原発問題研究者に聞いてみました/日本の原子力発電って大丈夫なのか?」の記事より。強調は引用者。 停止直後の炉内は放射能汚染がすごいから、重装備でも被爆する。だから、電力会社や発電機メーカーの人間が最初に入るんじゃなくて、日雇いのようなシス…

『ぼくんち』西原理恵子

以前買っていたのを見つけて再読。名作だが、限りなくダウナー系。鬱になる*1。 著者の視線はやさしいかも知れぬが決して甘いものではなく*2、そして描いている世界がシビアすぎて、ほとんど異世界のようだ。このように感じられるというのは幸せ者なのだろう…

『イギリス英語の裏表』小林章夫

イギリス英語の裏表 (ちくま新書)作者: 小林章夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/02メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る 借りた本なんだけど、ところどころ読んだことがある気がするところがある一方で、全体として記憶が…

『戦国茶闘伝 天下を制したのは、名物茶道具だった』三宅孝太郎

戦国茶闘伝―天下を制したのは、名物茶道具だった (新書y)作者: 三宅孝太郎出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2004/05メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る 借りた本。 著者は小説家とて、所々おや、という記述もある。例として、大友宗麟に関する…

日本のブログの特徴

web

愛・蔵太さん経由、「日本のブロゴスフィアが他国と比べ異常な件:Birth of Blues」経由で、エデルマン・ジャパン「Global Blogosphereへの企業ガイド A Corporate Guide to the Global Blogosphere」(PDF)。 エデルマンでは、世界のBlogosphere(ブログ界…