料理

辛い。なんにでも「パプリカ」が入っているのだが、日本で言うパプリカというよりは、唐辛子である。ただ、そのおかげかウィーン、プラハピレネーなど内陸系欧州料理が若干苦手であっても、比較的美味しくいただけた。


味付け自体は悪くない一方、ちょっと塩気が多目なのと、量が多すぎるのは難点。塩気は水のせいかもしれない。量は、メインを一品頼むだけで、普通の成人男性が十二分満腹できる量のものが出てくる。いろいろ味わってみたくても、とても2品コース程度の頼み方をする勇気すら持てない。デザートも食事終了時点で満腹になりすぎたゆえに断ってしまっていたくらいである。


魚料理は当然といえば当然川魚系が目立つのだが、苦手と承知で頼んでみた鯰のスープは、やはりなんだか土臭くて身を食べることはできなかった。


ハンガリーのワインといえば、トカイが有名。貴腐葡萄のデザートワインである。3から6までのグレードがあり*1、数が大きくなるほど貴腐葡萄の割合が上がり、6が一番高価。中央市場でグラス売りがあったので6を試してみた。100mlで1200フォリント(約800円)。お日様とブドウの香り(おそらく貴腐葡萄の香りなんだろう)が濃厚でいける。甘みは強いが、上品な甘さなので、甘ったるいって感じでもなかった。


とりあえずオチはない。

*1:その上にもうひとつ特級的グレードもあるみたい