ホリデイ

映画ホリデイ(原題"The Holiday"(2006))を観てきた。


クリスマス映画である。なんでクリスマス映画をイースターの時期にやるんだ?いっそ今年のクリスマスにやった方が良かったろうに。


内容面でいうと、例えば、ざっと検索してみた中に、つまんなくて途中でやめて出たというのがあった。まあその気持ちもわからんではない。派手なところがあるわけじゃないし、爆笑できるわけでも、わくわくできるわけでも、特段感動するって映画でもないし、個人的にはキャメロン・ディアスジュード・ロウの恋に落ち方とその後の描き方が今イチ説得力を感じなくて気持ち悪いし。

でも、所々吹き出しちゃうところはあるし、贔屓の英国(とLA*1)のクリスマスを描いた映画だし、嫌いじゃない。なによりも、見終えた後、なんかちょっとほっとしているような、そういう映画であった。


「お伽話」が大嫌いだった過去の私には決して薦められないが、現在の私としては、1500円程度の価値はあったと思う。


元脚本家のおじいさんとケイト・ウィンスレットのエピソードが好きだな。結果的にお互いがお互いの人生を良い方向に導きあっている、とても良い出会いを描いている。あと、ジャック・ブラックの挿入曲の視点からの映画紹介、ちょっと良かった。おかげで、絶対観るものかと思ってた「ミッション」に、少し興味が出てしまった。



ところでああいうお家交換って実際流行っているのかなあ?自分だったら信用おけるかも分からない他人に家を貸すのは嫌だなあ。

*1:あ、でもLA組はクリスマスらしいクリスマスの映像はなかったような。ハヌカだという宴会シーンがあった程度か?