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404 Blog Not Found:書評 - 蒼天航路

この破格の人*1を日本において再発見したのが、(狭義の)文学ではなく漫画だったところがまた素晴らしいではないか。

つ『秘本三国志*2

そのことが、かえって劉備に関しては納得のいく描写になっている。はっきり行って劉備というのは中国史において大した人物ではない。先日の都知事選における外山恒一のポジションである。そういう劉備のええかげんさに関しては、大人の三国志モノとしては、本シリーズが一番きちんと描けていると思う。

つ『秘本三国志*3


あと、さすがに「外山恒一」は言いすぎだろよ*4

*1:曹操

*2:同サイトコメント欄にて、そもそも吉川英治が主人公格で書いているとのこと。あり。そうだっけ。

*3:リンクをたどっていったに、「しろはた三国志」への言及があった。以前自分も言及しているが、「劉備呉将説」は面白い。そのときも書いた話なんだが、蒼天航路曹操は出来が良すぎるんだよね。まあ陳寿の評「非常の人、超世の傑」のままとも言えるのかもしれないが。もっと「ちびで貧相でイッちゃってる」曹操も読みたい。

*4:「ポジション」なる言葉に誤魔化されず、勢力の存在感として、蜀漢の魏に対する人口比を、今回の都知事選における各候補の得票数の比と並べてみればよい。