X-MEN Final Decision

思ったより面白かった。2を知らずとも、このIIIだけである程度楽しめるように作ってある。というか1も2も見たことがないのだが、そこそこ背景も想像がついて、楽しめた。


「ミュータント」を直す薬をめぐっての、ミュータント間の争い ―すなわちミュータントは直すべき病気であるのかという点を背景においた、ミュータント原理主義的武闘派と非ミュータントとの協調派の間での― をテーマにした作品、といえるのかな。まあこれをテーマと呼ぶには、映画の中では回答は示されないわけだが。せいぜいで「場合によりけり」って感じ。まあ映画としての「ほんとうの」主題はアクションにあるんだから、そんなものはどうでも良いのだ。


時間も100分を越える程度で、優等生的なつくりのハリウッド娯楽映画といえよう。


ダ・ヴィンチ・コード悪役だったおじいさん(イアン・マッケラン*1が、敵側の首領*2Wikipediaによると、ケンブリッジ出のsirだとか。道理でそれっぽい英語*3だ。



夜帰宅したら、2をTVでやってた。タイムリー。観たのは最後だけだけど、結構いろんなものが繋がったよ。

*1:え?ロード・オブ・ザ・リングガンダルフもこの人だったの?

*2:ばうちゃんには主人公側のトップであるパトリック・スチュワートの方がなじみかな?

*3:マイ・フェア・レディのヒギンズ教授のような