Mamma Mia

先述の通り、一階席後方中央の席。ミキサーボックスの前の席で、真後ろには人は居ない席。しかし、右後方と左の席に、少なくとも標準の英語じゃない人たちの集団が来るではないか*1。きっと団体旅行が押さえていて余った席だったんだな。

内容の方は、冒頭しばらくはコメディのノリに、きっと日本語で観たら欽ちゃんのコントを観ているようであんまり楽しくはないかも等との雑念を覚えながら観ていたのだったが、ABBAの馴染みのナンバーをいくつか聞き終える頃には劇に入り込んで楽しむ事ができた。

英語でのコメディなので、「周りが笑っているのはなんだろう(^^;」って場面もなくはないが、概ね意味を知っているABBAの歌を繋いで劇を進めているので、かなりついて行く事ができた。

少し残念だったのは、せっかくABBAのCDやDVDなんかもいろいろ持っているのだから、それぞれの曲の歌詞の意味をもっと正確に把握してから行けばよかった。そうすれば英語が少々苦手でも、劇の意味をほとんど全て理解できたであろう。

というわけで、これから英語版のMamma Miaを観に行こうという方には、是非ABBAの曲の訳詞でも読んで、意味を覚えて行かれる事をお薦めする。

ちなみにカーテンコールでは出演者全員総出で3曲を歌って踊るのだが、少なくとも1階席の大部分では総立ち状態であった。楽しい観劇であった。

*1:始まる前は騒がしくてどうなるかと思ったが、始まってしまえば静かに、もしくはノリノリで観劇に夢中の様子で悪くない集団だった。