ロンドン二泊小旅行二日目/ヴィクトリア・アルバート博物館

泊まったホテルであるが、予約サイトで見る限り、そこそこ星の数の多いホテルの、ディスカウントの部屋であった。星が多いからと期待して行ったのだが、エレベータのない区画の、ダブルの狭ーい部屋。しかもシャワーには浴槽がない。その上排水溝が詰まっているやら、温度調節が異常にしづらいやら、シャワーヘッドが固定できないやら。フロントまで出向いて苦情言ったりいろいろあったのだった。

さて、二日目である。サウスケンジントンにVictoria & Albert Museum、自然史博物館、科学博物館の3博物館が集まっているので、そこを制覇しようと言うのが今日のもくろみである。ちなみにこの3博物館、どれも入場は無料である(寄付は受け付けている)。

地下鉄でサウスケンジントンに行き、とりあえず10時にVictoria & Albert Museumに入る。

結論から言えば、一日中V&Aにいたけど、それでも見切れなかった。3博物館なんて無謀すぎる計画であった。

V&Aは、世界の生活文化に関わるいろいろなものが新旧とりまぜて集められた博物館である。古い楽器のコーナーなんかもあり、見たことがないような楽器がたくさんあって非常に楽しい。

日本のコーナーには、甲冑が何体もあったり、浮世絵が展示してあったり、根付のコーナーがあったり。かと思うと現代作家の陶磁器がおいてあったりもする。

ちなみにサムスン提供の某隣国のコーナーも作られている。高麗青磁とかがあり、それはそれで良いんだが、パネルがいくない。某隣国と日本との間にある海の説明がいったん削られて、その上に「East Sea」と書かれた別の紙が貼ってあるのだ。スポンサーの手前直さざるを得なかったのだろうなあ。みっともない話である。

V&A内にはカフェがある。サラダバイキング小700円程、大1000円超、スープ600円程度(パン付)、シチュー1000円超と、高めではあるのだが、なかなかおいしいのだ。

かくして閉館までV&Aにいたのであった。

さて、とはいってもまだ18時前。地下鉄で一駅のところに有名なハロッズがある。今日はハロッズはまだ休みであるが、その近くのハーヴェイニコルズというデパートは21時までやっていると言う。すげー遅くまで、と思ったが、東京のデパートでは比較的普通だよな。レストラン街なんかは22時までだし。

というわけでハーヴェイニコルズへ。最上階のフードコーナーなどを一通り見て回った後、その階のレストランに。売り場と特にしきりのない空間に、テーブルと椅子が並んでいる一見「デパートの大食堂」風なところと、回転寿しのYo!がある。まあ回転寿しでもなあ、と思い「大食堂」に。

高い…。デパートの大食堂風のお値段を期待して入ったのだが、ちょっとしたレストラン風のお値段である。料理にいちいちおすすめのワインとか書いてあるし。昼もそこそこ散財だったからと、各自1品と飲み物で。ところが、私の頼んだ料理のまずいこと。豚肉のステーキみたいな料理だったのだが、非常に脂っぽくて参った。

さて、近くだから一応ハロッズの姿を拝んで行こうと、歩く。ほどなく目に入ってきたのは電飾に飾り付けられた建物。派手(^^;。
(30/Jan/2005登録)