シャーロットのおくりもの(2006年映画)

子豚もかわいいし、極端に切ないところ*1もないし、まあよい映画でしょう。ただ、劇場へ大人が見に行くというよりは、DVDで子供と一緒に鑑賞する類の映画かなあ、とも思う。


英国人が一番怖いものはテロよりも注射よりも借金よりも蜘蛛であるそうだから、英米文化圏において蜘蛛を善玉の中心にすえるというのは、我々日本人にとってよりもよっぽど倒錯的で面白いのかもしれない。


文化といえば、フェアということにこだわるあたり、アメリカだなあ、と。また、冒頭、11頭目の子豚をいきなり斧と一緒に抱きかかえるシーンや、残りの10頭の子豚さんたちのことを考えると、肉食文化と自分との距離感を感じたのであった。




allcinemaの「シャーロットのおくりもの(2006)」
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原作は、映画以前の書影のを同じ800円程度で見かけたので買ってある。多分これかな。

Charlotte's Web (Trophy Newbery)

Charlotte's Web (Trophy Newbery)


今月は、今やっている中では「エラゴン」と、あと20日からの「マリー・アントワネット」あたりに行けたらいいな。

*1:たまに、裏切りといってもいいようなレベルで、これを押し付けてくる映画があるから、一見ほのぼの系(特に動物系)の映画については、警戒心があるのだ。