事件は現場で起きているかもしれないが、流行は会議室で起こっている

例によってInternet Journeyからの「10/13 記録的な「暖秋」で、冬物衣料の売上げがガタ落ち!??早々とセールも」だが、

10月に入っても記録的な暖かさが続き、例年通りにコートやジャケットなどの冬物衣料を販売している衣料品店では、これらの冬物の売上げが著しく低迷。また、商品のめまぐるしい入れ替え時期に対応するため、冬物の在庫処分に次々とセールを実施するところも出ていることが伝えられた。

ここまでは良い。しかし、実は暖冬だけが原因ではなさそうとのこと。

さらに、冬物衣料がなかなか売れない原因のひとつとして、今年の流行色となっている「グレー」が消費者をひきつけていないことを挙げている。

ちなみに、何とでも合う「新しい黒」として導入されたグレーのファッションが消費者にアピールしなかったのは今回が初めてではなく、1998年の秋冬コレクションでグレーを全面に押し出したファッションを展開した「マークス&スペンサー」が、やはり大きな失敗を経験しているという。

流行らない「流行色」ってなんなのよ(笑)。