らも逝く

読冊日記経由で中島らも逝去との報道に接する。16日に酔って階段から落ちてからついに意識が戻らないまま逝去とのこと。氏のエッセイは一時期愛読した。なんだか読んでいると、人生これでいいんだ、等と肩の力が抜ける感じがしたものだ。まだまだ若く才能ある人の逝去を痛ましく残念に思う。一方で、氏のエッセイには薬や鬱等どこか死のイメージが潜んでいるようであった。その愛読者としては、ついにかという感じもし、また不謹慎ではあるがどこか氏らしい逝き方のように思ったのだった。