ビッグマック指数

英国滞在中に、いつも感じていたのは物価の高さ。レートからすると£10は、当時2000円ほどだったので、本来であれば£10紙幣が二千円札と同程度の価値であるにもかかわらず、市中での買い物をしていたときの感覚では、良くて×1.5(すなわち1500円程度)、下手をすると千円札と同程度の使い出しか感じられなかったのだ。


先日『漫画読もうぜ:どうせだから海外の物価も加味して漫画の価格を比べてみた - livedoor Blog(ブログ)』というエントリを見かけた。こちらでは、いわゆるビッグマック指数によって、漫画の価格を比較しているのだが、その中で、ビッグマック指数を現在のレートで日本円に換算したものが挙げられていた。

日本  :1
アメリカ:1.42957758
ユーロ圏:1.81971811
イギリス:1.68688906
カナダ :1.66559149
中国  :0.614224925
香港  :0.648838729
台湾  :0.965122079

イギリスのビッグマック指数が1.7。日本の1.7倍程度の物価ということになる。レートを230円→200円で計算すれば、1.44程度。いずれにせよ、実に感覚*1と良く合っている。ビッグマック指数、すげえ。



…道理で円建て同額の給料では、貯金が急速に目減りしたはずだよ*2

*1:冒頭の感想を数値的に書き換えれば少なく見積もって1.33、下手をすると2という感覚。

*2:もちろん使うほうも使ったんだけどな。