本日セルのサイトが繋がらなくなっている件について。

T/O


参考:
http://d.hatena.ne.jp/sivad/20070907#p1


Cover captionの該当部分:

On the cover, the purple SCRAPPER humanoid is putting blue heart-shaped ubiquitins on the red RIM creatures. Japanese manga artist Hirohiko Araki created the cover image with scientific direction from Drs. Setou and Ageta.


極めて重要な指摘:
http://b.hatena.ne.jp/cu39/20070907#bookmark-5804012

野暮ではあるが、ギャラが研究費で落ちてるのかどうかが気になる。


追記:今回の“fixer”を努めた方のサイト(リンクはトップページ。リンク時点でトップページに記載されている9月7日の記事)から、該当記事(強調箇所は原文と異なり引用者による):

今から3ヶ月前、ある科学者の方から「相談があります」と一通のメールが届いた。研究論文が米科学誌『Cell(セル)』に載ることになり、しかも一番の評価を得た筆頭論文という。「セル!」思わずモニターの前で叫んだ。生物学の分野で世界最高権威の雑誌であり、ネイチャー誌、サイエンス誌に次いで3大科学誌にあげられる米学術誌!生物系では一番掲載されるのが難しく、“3回論文が載ればノーベル賞が見える”とも言われている。そして相談というのは“表紙を飾る絵を大好きな荒木先生にお願いしたい”とのことだった!話を伺うと、研究チームを主導する瀬藤准教授がコアなジョジョファンで、他の主要メンバーにも昨年の荒木先生の名古屋講演や第1部ゲーの限定企画に足を運んだツワモノがいた!同チームはジョジョ好きが集うサンクチュアリ状態とのことだった(笑)。そして数年前からウチのジョジョ立ち・コーナーを楽しんでいて、「表紙の件をここに相談しよう」ということになったそうです。僕は昨秋の荒木先生のパーティーで生まれた繋がりを紹介&集英社に持ち込む資料を素人の立場から検討。
そこから話はどんどん良い方向に展開して、ついに今日!荒木先生のイラストがセルの表紙に登場ォォオーッ!今回イラストで描かれているのは(※拡大画像)、スクラッパーが体内のRIM(絵の赤い円盤、これが増えると神経伝達物質の放出が増える)の量を調整するため、RIMを捉えて「オラオラオラ!」ってユビキチン(青い小さなハートマーク)を鎖状に貼り付けているところ。ハートを貼られたRIMは、この後プロテアソーム(分解工場)でバラバラにされる。研究チームは、適度に神経伝達物質が放出されるようスクラッパーが調節していることを発見。脳内にスクラッパーがいなければ情報伝達異常を引き起こし、神経細胞死を引き起こすことから、この研究を進めていくことでアルツハイマー統合失調症など、脳神経系変性疾患の治療法の解明に役立つと期待されている。/科学雑誌の中でもセルは硬派で知られており、通常、表紙には細胞の顕微鏡写真などが載っている。マンガ・アートが表紙を飾るのは極めて異例(っていうか、これが初めて!)。しかも『Cell』のロゴの上にスクラッパーの腕が重なってることに仰天。普通はタイトル・ロゴが絵の前面にくる。これはセル編集者がアート作品として敬意を払っている証!なんというか、依頼を快諾された荒木先生、セル編集部、瀬藤准教授チーム、みんながみんな器が大きくて、この3ヶ月間、事態の経緯を感動と共に見つめてきた。考えてみれば、瀬藤准教授チームからの連絡も、荒木先生のパーティーに声がかかったのも、全部ジョジョ立ちページがきっかけ。人生には辛いことや悲しいことが突然起きたりするけど、同じように楽しいことも予期せずやって来る。つくづく、生きてみないと何があるか分からないし、そこが面白い。p(^^)q

非常に多方面に目が行き届いた良い記事なので切り貼りできず、全文キャプチャーしてしまった。