『戦国の城』小和田哲男
あまり派手でもないゆえに脚光があたることが少ない戦国期(まで)の城に焦点を当て、その配置・設計の思想や具体的な普請・作事について、イラストもふんだんに交えてまとめた本。
こう書けば面白そうだし、実際書店でも面白いと思って手に取ったし、読んでもそこそこは面白かったのだが…
この小和田哲男という方の本を読むと、いつもなんだか、釈然としないものが残る。なんだか、そうは言っているけど本当?という方向性の感想が浮かぶケースが多く、変な不満がたまるのだ。理由はわからん。長篠の戦の三千挺だとか、その手の記述が混ざるから、他にも眉に唾をつけたくなっちゃうのだろうか?
- 作者: 小和田哲男
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 新書
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (14件) を見る