エールは満足、食事に失望

都心に出たついでに、イングリッシュパブのHobgoblin Akasakaに行った。
土曜の開店時間直後とあってか、客は我々のみ。BGMで洋楽を大きめの音でならしている。無理にBGMかけず静かにしておけばいいのに。
内装は、本場と同様な作り。店員も西洋系の顔立ちなのだが、きれいな日本語を話していた。バーで注文するのではなくテーブルに来て注文をとっていったことも含め、内装がそれっぽい分、なんだか違和感。


ホブゴブリンという名前にはそこそこ馴染みがあったし、「東京でもエールが飲みたい!」というサイトで

HOBGOBLINを始めとした、英Wychwood Breweryの樽詰ビールが楽しめるイングリッシュパブ。HOBGOBLINの樽が飲めるのはココだけ。

とあったので楽しみにしていたのだが、Hobgoblinはなかった。今日あったエールは“Old Speckled Hen”と、ゲストエールの“IPA”のみ*1。Old Speckled Henを選択。味は、前に行った英国「風」パブや、缶のものと異なり、それっぽい味でかなり満足。


その勢いで食事も注文。私はソーセージ・アンド・マッシュ、連れはビーフシチュー。

私のソーセージアンドマッシュについては、私はソーセージはいかにも英国らしい味で満足。ただ連れは一言、不味い、と。英国でも稀にしかソーセージをおいしいといわなかったから仕方ないか。

一方、ビーフシチューは最悪。エールで煮込んでいるのかもしれないがとあるのだが、なんだか薬臭い感じでぴりぴりする。こんなのは食べたことがない。

付け合わせでいえば、マッシュはバタ臭い割にあまりしっとりとしていなくてあまりおいしいものではないが、まあこんなものかという感じ。グリーンピースは不味い。まあ日本のグリーンピースはこんなものかなあ。英国ではグリーンピースをおいしく感じたのだが、こちらの味覚が変わったというより、豆が別物だったのだろうなあ。


というわけで、食事の評価は最悪。多分今後、英国風パブに行くこと自体に拒否権の発動が見られることであろう。やれやれ。

これまでに行ったことのあるいくつかの英国「風」パブに比べれば、内装も、エールも、そして料理もその作り自体は本物っぽいのに、料理の質が今ひとつ伴っていない感じ。せっかくAleはそこそこなのに、英国料理はまずいという評判を助長しそうで、惜しい。

*1:おっとっと。はてなのキーワード解説によるとエールにはギネスも含まれるのか。ギネスはギネスで別にあったように思う。目に入ってないから覚えていないが。