カレンダーの語源

やっぱりぐぐると「呼ぶ」系の話が出てくるがなあ。


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カレンダーの語源

ユダヤ人や古代のローマ人の間では、新月が見えて月が代わるときに、そのことを大声で知らせるという習慣がありました。

呼ぶというラテン語のCalareやギリシア語のカローから、古代のローマの朔日(カレンダイ / 月の第一日。ついたち。の意)という語がでてきました。

これが暦の表、つまりカレンダーの語源になったと言われています。

私が昔から聞いていた話の、「呼ぶ」が起源というもの。「Calare」


カレンダーの語源・由来

カレンダーは、英語「calendar」から。
「calendar」の語源は、ラテン語で「帳簿」を意味する「calendarium」。
「calendarium」は、ローマ暦で「朔日(陰暦でついたち)」を意味するラテン語「calendae」から。
古代ローマでは、利益の計算や利息の支払いが、朔日ごとに行われていたため、「朔日」から「帳簿」、さらに「カレンダー」が生まれたと考えられている。
1873年グレゴリオ暦への改暦と共に、日本でも「カレンダー」という語が使われ始めた。

帳簿「Calendarium」←朔日「Calendae」。つづり的にも意味的にもなんとなくもっともらしい。


上述の通り、朔日「Calendae」←呼ぶ「Calare」なのだから、上も正しいことになろう。



で、『海の世界史』にあった

シュメールにはじまるバビロニアの文明は、カルデア人によって継がれた。

カルデア人とは、純粋のユダヤ人をのぞくメソポタミア人をいう。シュメール化したセム系のアッカド人、アモル人も「カルデア人」に属することになるが、彼らがいかに星座と人間の関係を重視し、高度の天体理論を生んだかは、「暦」を意味するカレンダーの語源が、カルデア人Chaldeanに由来することをおもえばわかるだろう。(p.11-2)

ぐぐるとこの説も確かに出てくるんだけど、目立つのは占星術系のページなんだよな。スペルも随分と異なるんだがほんとなのかいな。