ついでに面白いので表記法の揺れについて調べてみた。

上に挙げてある例の表記がどーもなじみがないものが含まれているので、Google先生に聞いてみた。

×クィーン "クィーン -クイーン" 2,360,000
○クイーン "クイーン -クィーン" 6,680,000


○ウィーン "ウィーン -ウイーン" 3,280,000
×ウイーン "ウイーン -ウィーン" 445,000


×スィート "スィート -スイート" 1,180,000
○スイート "スイート -スィート" 8,380,000
参考:
○スウィート "スウィート -スウイート" 2,660,000
×スウイート "スウイート -スウィート" 12,600


×ツィン "ツィン -ツイン" 212,000
○ツイン "ツイン -ツィン" 10,400,000

おまけ:

スイング -スィング -スウィング -スウイング の検索結果 約 3,380,000 件
スィング -スイング -スウィング -スウイング の検索結果 約 283,000 件*1
スウィング -スイング -スィング -スウイング の検索結果 約 1,970,000 件
スウイング -スウィング -スイング -スィング の検索結果 約 48,700 件

日本語の特性上、本来一音節のものが複数音節(もしくは拍)に分かれて見えてしまうという「根源的」な難点はあるものの、比較的ルールとしては明らかっぽいよね。「ウィーン」<「ウイーン」だったらルールはさらにシンプルになるのに*2。惜しい。


というか少なくとも外来語表記に対してだけでもワ行のカナ使用を復活させれば話がシンプルになるんだがなあ。「スヰートポーヅ」のように。

*1:どうやらthingをスィングと表記しているらしきものも見つかる

*2:もっともその場合、スウィート→スウイートとなって、これはなんだかもっさりしている。1音節を3拍(長音記号を含めて4拍)分 ― さらに実際には「ト」の部分も含めれば一音節を5拍分 ― の文字で表すあたりで抵抗があるんだろうな。