今日の日はさようなら


ググってて「どうして日本人は外国語が苦手なの?」というタイトルのサイトを見つける。フランスに留学されてた方らしい。残念なことに9月21日、9月22日、9月23日と3日連続で更新された後、今まで停止している模様。9/22のIntroduction1というエントリも「どうしてかというと・・・。 」で終わっているのに。残念。


ともあれ「どうして日本人は外国語が苦手なの? 今日という日」に面白い話があったので、引用:

フランス語を習っている方なら、「今日」は aujourd'hui というのは皆さん
ご存知だと思います。


またフランスにいらっしゃる方や日常的に生きたフランス語を耳にする機会の多い方
ならば、au jour d'aujourd'hui  というのを聞かれることも多いと思います。


聞けば大体語感でわかると思いますが、au jour d'aujourd'hui というのは、
「今日(こんにち)」という感覚で使われています。


でも何故、「今日」 aujourd'hui にまた「日」 au jour de をわざわざつけたりするのでしょうか?


実はもともとフランス語に hui という言葉が入ってきた時(ラテン語でしたでしょうか?
忘れてしまいました)、この言葉が「今日」という意味だったのです。


ところが、年月が経つにつれ、hui という言葉から「今日」という意味が薄れてきてしまった
ため、そこにフランス語の「の日」を意味する au jour de をつけて使うようになり、それが
定着し、「今日」は aujourd'hui となりました。


ところが、今日日(きょうび)、aujourd'hui の「今日」という意味が薄れてきて、
人々は、そこへまた、au jour de をつける様になってきたという訳です。
(使われるのは、普通の会話中というよりは、TVやラジオの中のことが多いですが。)

へー。aujourd'huiは知ってたけど、au jour d'aujourd'huiは知らなかったなあ。面白い。


御御御付みたいなものか?「馬から落ちて落馬して」みたいなものか?「各ページごとに」って感じか?あまり適切な例が思いつかないが。


いずれにせよ言葉って物は短いほうが効率がよいってわけでもないから面白い。