英語多読記録

借りて読んだ本の記録をつけておくことにしよう。

  • Henry VIII & His Six Wives (Oxford Bookworms Library)

Henry VIII & His Six Wives (Oxford Bookworms Library)

Henry VIII & His Six Wives (Oxford Bookworms Library)

Stage 2 (700 headwords)

  • Mary Queen of Scots (Oxford Bookworms Library)

Mary Queen of Scots (Oxford Bookworms Library)

Mary Queen of Scots (Oxford Bookworms Library)

Stage 1 (400 headwords)

いずれも英国史もの。制限単語数の割には内容が子供向け過ぎず、面白い。


前者はヘンリー8世の最後の妻が、ヘンリー8世の死後に前の5人の妻が、ヘンリー8世に宛てた手紙を発見し……という筋立て。


後者はエリザベス1世の同時代のスコットランドの女王メアリーが、その処刑直前に息子に宛てた手紙という筋立て。こちらなど、400語という制限に加え、たった40ページ(文字が大きく、イラストも大目)の中で、メアリーが何故エリザベス1世に20年も監禁され、最後には処刑されるに至ったかをうまく穏当に(人はばんばん死ぬが)伝えていると思う。


巻末のGlossaryも、要は難し目の単語の解説なんだが、その言い換えが時に子供向けっぽくて面白かったりもする。


多読では、本当はこういうレベルの本を、訳さずに速く読むことを要求するんだが、詰まらなければ読み進めないし、なまじ面白いとつい意味を取ろうとするし、意外にバランスが難しい。