Christ Church Cathedral, Oxford「Carols from Christ Church」

昨年もChrist Churchでキャロルを聴いたが、今年はChrist Church Cathedral Choirによるものを聞きにいってみた。これも当日電話をして、席があるかを問い合わせて購入したもの。一人£10の一番安い席しか提示しなかったから、他は売り切れていたんだね。実際ウェブサイトをその後見てみたらsold outになってたし。

プログラムは下記。曲と曲との間に朗読が加わる。聖書の一節ばかりではなく、子供たちの手紙だとか、手紙形式のジョークみたいなのだとか。Jean Marshという役者さんらしき女性の朗読。普通にお説教でいいんだけどな。どうせよくわかんないんだし。

Tippett: Deep River


Reading
Gospel according to St Luke, Chapter 2, vs 8-14


Arthur Oldham: Remember O thou man


Reading
Minstrel's Song by Ted Hughes


Bruckner: Virga Jesse Floruit
Bruckner: Ave Maria


Reading
A Child's Christmas in Wales by Dylan Thomas


Dobrinka Tabakova: Et nobis puer natus est
Walton: King Herod and the Cock


Reading
A Bell by Clinton Scollard
Letters to Santa Claus


Audience Carol
Hark! the Herald Angels Sing



Interval (20 minutes)



Bernstein: Psalm 23


Reading
An Atrocious Institution by G B Shaw


Trad Arr Willcocks: The Holly and the Ivy


Reading
Mistletoe
A Recipe for Christmas Partry (Anon)


Trad Arr Darlington: I Saw Three Ships


Reading
The Twelve Days of Christmas by J J Norwich


Rutter: Tomorrow Shall Be My Dancing Day
Howard Goodall: Roeslein, Roeslein


Audience Carol
O Come All Ye Faithful

Readingのうちでも、「Letters to Santa Claus」は、子供たちがサンタに宛てた手紙と言う形式で、笑いを取っていた。まあ面白かったかな。あと、「The Twelve Days of Christmas」というのは、数え歌にある贈り物を受け取った女の人が、はじめはきちんとお礼の手紙を書いていたのが、だんだんともうこんな物送ってこないで!*1となっていく過程を、お礼状を朗読する形で描いたジョーク物だった。

合唱は、教会付属のコーラスということで少年たちによる合唱。うまい子はうまい。伴奏は基本はパイプオルガンなのだが、なんだか以前他で聞いたのより音が鋭い感じがした。途中何曲かはピアノで、オルガンと同じ人が弾いていた。

座席は北側回廊の自由席だったのだが、早めに(開始30分前以前に)並んだから比較的良い席を占めることができた。去年寒かったことを考慮して、厚着の上に小さい毛布まで持っていっていたから完璧。でも周りの人はむしろコートを脱いでいたりしているんだよね。本当に体感温度が違うったら。

*1:一日目はa partridge(ヤマウズラ)、二日目はtwo turtle dovesキジバト)と「送って頂きありがとう」なのだが、三日目はthree French hensで「そろそろ鳥はいいです」、四日目はfour calling birdsで「鳥はいいっていっているのに」、五日目はfive gold ringsで「わかってくれたのね、ありがとう」、六日目はsix geese(ガチョウ)で「また鳥?」、七日目はseven swans(白鳥)で「もういい加減にして」。さてその次からが酷くて、八日目はeight maids a-milking、九日目はnine ladies dancing、十日目はten lords a-leaping、十一日目はeleven pipers piping(バグパイプね)、十二日目はtwelve drummers drumming。まあこんな物(人か)をこんな数だけ送られてきた日にはね(^^;。