林 暁男「ワインの基本」(光文社電子書店mm文庫)

ワイン通には常識なのかもしれないが、世間一般の常識とまではなっていないような単語を断り無し使うところがあり、あまり読みやすい本ではない。かといって資料的に使いやすい作りかと言うとそういう作りにもなっていない。

また、少なくともリナザウで読みやすい文字サイズで読んでいると、時々落丁か乱丁のように思える文章に出くわす。電子本としての不具合なら若干大目に見る余地はないではないが、てにをはのおかしい部分が多々あったり、どう見ても推敲が不十分な部分があるなど、そもそもの文章の完成度が非常に低い気がする。

買って損した気分にさせてくれる本。

Sharp Space Townにて電子本の形式で購入。