RAL内カフェテリア

職場のある地区は田園地帯のど真ん中にあるサイエンスパークのようなところ。のどかで景色が良くて良いのだが、町ではないので商店などがほとんどない。唯一歩いて20分くらいのところに、銀行や郵便局、新聞を売っているコンビニ風の店と、小さなスーパー、サンドイッチ屋さんに床屋さんが集まっているところがあるだけである。車のない私としては、これまでは昼の食事を買う為に、わざわざ片道20分かけてそこまで歩いて行っていた。行ったはいいんだけど、帰りも20分かかってしまうわけで、ちょっと銀行で用足しなどをしていると、昼休みが長くなりすぎてしまう。したがって必然的に帰り道を歩きながら、寒い11月の空の下で冷たいサンドイッチと冷たいドリンクで食事をとることが多かった。

みんなは車でちょいと近くの町まで行ってご飯を食べているのかなあ、とうらやましく思っていたところ、本日職場のご近所にいい場所があることを教わった。

ご近所に、Rutherford Appleton Laboratoryというところがある。有名人の名前がついているってだけではなくて、なんか聞いたことのある研究所の名前である。その中にカフェテリアがあるというのだ。

入るのには職場のIDカードが必要である。IDカードを示しながら入構。茂みの間の道を抜け、構内の車道をわたった先に平べったい建物がある。中に入ると、そこに生協食堂のようなところが広がっていた。

通常暖かいメインディッシュ(£2強〜£3)がだいたい4種類。他にスープ(+パンで£1.05だけ!!)やJacket poteto、サラダ(お皿のサイズで値段の異なる「バイキング」)や付け合わせの温野菜(4種類くらいでサラダと同様)、冷たいデザートに暖かいデザートなどがある。

歩いて片道20分の歩きながらの冷たい食事から、片道5分かからない暖かい場所の暖かい食事である。嬉しい(^^)。

ちなみにtake awayもできるみたいだし、売店もあってサンドイッチやドリンク類、お菓子、新聞、胃薬類なども売られている。一気に便利になったのだった。

(14/Dec/2004登録)