シェーバーの方式転向
新宿に出る。目的その1はシェーバーの購入である。
ここ数年は、押し入れに眠っていた10年(もっと?)前のブラウンの充電式のシェーバーをもらって使っていたのだが、なぜだか充電されなくなってしまった。古い型であるせいか、剃った後もひりひりして毎日剃る気になれないので、この際新しいのを買おうと思ったのだ。
遡れば、父が回転刃のシェーバー使いだったためそれしか知らず、使い始めは回転刃のシェーバーを使用していた。が、大学時代に他人が網刃のシェーバーを使っているのを見、回転刃のようにスポットを動かしながら剃って行くのではなく、はじめから面で剃れるのを知って以来、網刃式に転向して今に至っていたのであった。
そこで今回も当然のように網刃のものばかりを見ていた。海外とかでも使用することを前提としたら、やはりここはブラウンか、ついでに自動洗浄タイプだときっと気持ちよく使えそうだ、等と眺めて概ね機種を決定した。
そこで店員さんを呼び、いろいろと気にかかっていたポイントを確認した。ふと、その話のついでにフィリップスの回転式についても聞いてみたところ……
網刃式のメリット/デメリット
- ○深剃りができる⇔×肌を痛めやすい
- ○簡単
- ×伸びたヒゲやカールしたヒゲを剃り残しやすい
回転式のメリット/デメリット
- ○肌への負担が少ない⇔×深剃りしづらい(実際には結構考えられているとのこと)
- ×剃り方に習熟が必要(押し付けてぐりぐりとひげを起こすようにして)
- ○長目のヒゲも刈り取れて剃り残しが少ない
と、回転式の方が肌への負担が少ないというのだ。最近は「肌がひりひりするのが嫌で毎日剃らない→長く伸びて剃りにくい→ますます剃らない」という悪循環に陥りがちだった上に、剃り残しを気にする人が身近にいたので、これは現状の問題点をクリアできそうな気がしてきた。
実際試させてもらうと、昔思っていたほどには剃りにくくない(網刃式に比べると若干もどかしいが)。というわけで急遽店頭で転向してフィリップスを購入してしまったのであった。
海外ではほとんどフィリップスで、日本で買った商品も海外で保証してくれる等、サービスも充実しているということだったのでそれも魅力であったのだった。