創造科学

http://www.ne.jp/asahi/seven/angels/index.htm

ノアの大洪水
http://www.ne.jp/asahi/seven/angels/daikouzui.htm
を読んでいくつかの謎は解けた。

まず上の

カンブリア紀の地層には化石が含まれていないが、この層とそれ以降の上にできた地層(下から順に進化したと言われている生物の化石を含む)との整合性は未だ見つかっていない。

であるが、これは

また先カンブリア時代の地層と、カンブリア紀の地層の境界面が「不整合」になっているという事実も、非常に重要である。地層が同じような状態で連続堆積しているとき、それらの地層は「整合」であるといい、そうでない場合を「不整合」という。じつは、先カンブリア時代の地層とその上にある堆積層とは、全世界にわたって「不整合」なのである。
先カンブリア時代よりも上の地層は、みな水平に横たわっているのに、その下の先カンブリア時代の地層だけは、全世界にわたって山あり谷ありの状態になっている。

という地層の「整合」の話をしていたらしい。
これ、話は逆で、今のように地球科学が進む前に、不整合をもって先カンブリアとカンブリアを分けたって結果のようなんだが。

そもそも、先カンブリアは創造前、カンブリア以降が創造後って主張なら、今時簡単に否定できるんで楽なんだけど、本当にそういう説でいいの?(笑)


可笑しいのが、

●なぜ「下には単純・下等な生物、上には複雑・高等な生物」か

という項目。

創造論者は次のように説明する。まず、水には「ふるい分け作用」がある。細かいものは下に沈澱し、大きなものはその上に堆積する。

また人間は、高度な移動性と、水から逃れるための知恵を持ち合わせていたので、一般に最も上の層で発見される。

これなら同じ様な移動性同じ様なサイズの生物はみな同じ地層からしかでないことになるよね?で、そうなってる?

より可笑しいのは、物理的な知識と言うか、生活実感持ってないでしょ、こういう説を出す人。味噌汁を注いだら、はじめに具が沈んで、その後に懸濁した味噌がその上に積もるでしょ?なんで大洪水の時だけはそれが逆になるんでしょ(笑)。