「笑う大英帝国」

図書館で借りた本の中で、これを読了。

なんだか自分だけ面白がって、自分と同じように面白がれない「レベルの低い」人は相手にしていないような感じの本。新書としてはどうかねえ。


Amazonのカスタマーレビューのこの件にある、まさにそういう感じ。もうちょっと言葉が欲しいケースが多かった*1

どうして面白いっていうかとぉ〜、そんな「笑い」に対する説明なんて聞いてみたところで、糞面白くもなんともない。

そのことは、著者自身は知っているもんだから、その類の説明をしていて途中で飽きちゃう。また、肝心のこととかもそれほど説明せずにやめちゃう。



以下とりあえずメモ

ミルトンのまじめな詩句なんだけど、いろいろなパロディの元となっているもの。

They also serve who only stand and wait.*2

Spike Milligan:ちょっと面白そう。
スパイク・ミリガン『スパイク・ミリガンによる旧約聖書

スパイク・ミリガン『ムッソリーニ、彼は私の没落にどう絡んだか
スパイク・ミリガン『アドルフ・ヒトラー、その没落に私はどう絡んだか


ゲイのユーモア作家クウェンティン・クリスプ「ヴァージンになりたくて」(1981年)

私はドロップ・アウトではない。インサイドにいたことがないのだから。
私は、ブルジョワ的な行き方の縛りを克服する道を切り開くために自分の人生を使ったことはない。私はいつも自由だった。ーー怖いくらいに自由だった。

  • Gay peopleの対義語としてSad people (straightではなくて)を使用。

*1:そこでやめておきたいと思う書き手の気持ちも想像がつかなくはないんだけどさ。

*2:「立ちて待つのみなるもの、またよく主に仕う」