また朝日か

朝日新聞の記事だそうな:

自民・中川政調会長、「核保有議論」発言を事実上修正
2006年11月03日21時07分
 自民党中川昭一政調会長は3日、佐賀市内で講演し、「私は核保有の議論をしろと言っているのではない」と述べた。そのうえで、北朝鮮が日本の原子力発電所を核ミサイルで攻撃する場合などを例示して「撃たれないようにするにはどうしたらいいのかという議論をなぜしないのか」と語り、核攻撃に対する防衛論の必要性を強調した。

 中川氏はこれまで、日本の核保有について「議論はあっていい」と発言。自民党内からも批判が相次ぎ、従来の発言を修正した形だ。

さて、何を修正したのだろう?もとより「議論はあっていい」と言っていたのだろう?良くわからないので、他紙をみてみよう。

中川政調会長:核保有論議「必要」改めて強調
 自民党中川昭一政調会長は3日、佐賀市で開かれた同党佐賀県連の会合で講演し、自らが提起した核保有論議に関連して「安全保障体制が冷戦時代のままで、いつ起きるか分からないテロ、いつ行動を起こすか分からない隣のとんでもない国に、果たして対応できるのか。今日の、今後の問題として考えてほしい」と述べ、改めて論議は必要と強調した。
 中川氏は「もういいかげんにしろと思っている同僚たちもいっぱいいるかもしれない」と自らの発言への党内からの反発を認めたうえで「『日米安保と国連決議があれば安心』と言っているのは世界の非常識だ。『アメリカさん、お願いします。任せます』で、真剣に米国が同盟(関係)と思ってくれるのか。同盟とは互いにリスクを冒しながら、互いに頑張ることだ」と述べた。【上田泰嗣】
毎日新聞 2006年11月3日 21時05分

中川政調会長、核保有議論の必要性また強調

 自民党の中川政調会長は3日、佐賀市で講演し、北朝鮮の核実験に関連し、「(北朝鮮の軍事)能力も日々充実しているとするならば、平和と安全をどう守っていけばいいのか、核も含めて、なぜ議論しないのか」と述べ、改めて核保有をめぐる議論の必要性を強調した。

 日米同盟については、「同盟は互いの国益を判断しながら成り立っているもので、絶対ではない。日米安全保障と国連決議があればあとは安心だ、まかせておけばいいというのは世界の非常識」とも語った。
(2006年11月3日20時21分 読売新聞)


おやおや。これらによると、他紙は、議論の必要性を「強調」したと述べている。元の発言を見ていないけれども、文脈を見る限り、こっちじゃないかい?朝日は過去同様、「議論の必要性」だけで辞任に追い込む等の「言論封殺」に及ぼうとしたのがうまくいかなかったんで、自分の方がこっそり修正にかかっているだけではないのか?


それにしても、アカマスコミも、共産や社民も、今にいたって尚、議論自体を封じ込めようとするのか。自らを高みにおいて、衆愚を導こうという考えに陥っているからこう言う事をする。


日本人に、ろくに議論もせずに押し付けられた意識がある限り、一旦何か強い作用があったときにそれが吹き出せば、まさしく急転回しかねないぞ。


で、朝日の言う事だけを素直に信じるような、自分の信じたい事だけを選択して見る事しかできないヒトが、社会科の教師というのも、正直止めておいてほしいものだ。