某島国の話

Internet Journeyより二題。
10/24 英国人の間で「若者恐怖症」が蔓延??仕返しを恐れ、反社会的行為に注意できない大人が増加

通りで子供たちが反社会的な行為をしていても、仕返しされるのを恐れて、見て見ぬふりをするという大人が増え、子供たちのこのような暴走を誰の責任にすべきかと混乱する風潮が、英国で広がっている事実が調査の結果指摘された。

社会政策の効果を検討するシンクタンク「the Institute of Public Policy Research」が来月公表予定の調査「Freedom's Orphans: Raising Youth in a Changing World」によると、例えば14歳の少年グループがバス停を壊そうとしているのを目撃した場合、この少年たちに注意するという大人は、ドイツでは全体の65%、スペインでは52%、イタリアでは50%となった一方、英国では全体の34%にとどまり、注意しない理由として英国人が挙げたのは「暴力を振るわれるのが怖いから」が39%、「後から仕返しされるのが怖い」が14%、「罵倒されたくない」が12%となったとされる。


10/24 仕事の生産能率は欧州でも最下位??紅茶好きの英国人、勤務中も「お茶入れ」で多忙!

英国人はヨーロッパ諸国の中で最も長い労働時間を記録する一方、仕事の生産能率は実は最下位であるという調査結果が明らかになった。

プリンター会社「Lexmark」の依頼で市場調査機関「Ipsos」が集計した調査データによると、平均的な英国人労働者は勤務時間の22%を、おしゃべりやインターネット、新聞を読むことに費やしているとされるが、最も無駄とされるのは紅茶を入れに行く時間で、実際に仕事をするよりもお茶を入れる時間の方が長いと認める者も全体の過半数に達したとされる。なお、仕事中にインターネットでウェブサイトを閲覧している時間の方が長いのは51%になったという。

また、給湯室でおしゃべりをする機会を持つために、英国人はすすんで上司の紅茶も入れる傾向が強く、職場での時間のほとんどをゴシップに費やすというのは全体の44%、勤務中、定期的に友人とメール交換をするというのも30%いたとされる。

しかしながら、職場での生産能力は英国が78%と、ヨーロッパ諸国で最も低く、逆にヨーロッパで最も生産能力が高かったのはドイツの89%であることも指摘された。

いずれもさすがドイツと言うべきなんだろうか。


ちょっとずつ違うところもあるんだが、なんとなくどこぞの別の島国で同じよーな話を良く聞くような気がするよ。