ともだちひゃくにんできるかな

たまごまごごはんさんの「マンガ1000冊あるおうちってどうよ」を読んでちと思ったこと。


私自身は、読まないコレクションのために本を購入したことはない*1。保存用はおろか、本なんて読めば痛むものだとばかり、文庫や新書など物によっては必要最低限以上の気を一切使わないことだってある。その視点からは、保存用一冊and/or布教用一冊くらいなら理解可能だが、自分では行ったことはないし、引く。それ以上となると正直嫌悪感が勝る。


それでも、過去数回の大イベントに伴う引越しの際に処分したマンガ本がそれぞれ数百冊あったことを考えると、これまで所有したことのあるマンガ本を全部合わせれば、1000ならこえそうな気がする。


しかし今手元に残してある本はそう多くない。


現在進行形で読んでいる本や、今なお一応フォローしている数名の作家さんを除けば、手元に残してある本は、一度手放しておきながら買いなおすという行為を二度以上繰り返した本か、次に手に入れるときにその価値に見合わぬ位の金額を払う必要が生じかねないと感じたが故に手元に残してしまった本達である。


その結果どうなったか。


あまり読み返さないコレクションが残ってしまったのである。


メジャー系、大作系*2は残らないのである。マイナーな、ある意味マニアックなものばかりが手元に残る。基本的に好きだし、手元に残しておきたいということは確かなのだが、必ずしも人に薦められる作品、特に初心者に薦められる傑作は残っていないのだ。


なので、私の場合かならずしも「『大好きな漫画が』『たくさん』あるんだ」でないところが少し哀しい。





ちなみに今で言うラノベ系の本は、足しても数(a few?)百冊程度だろうか。クラッシャージョウとか幻魔大戦とかフォーチュン・クエストとか宇宙皇子とか魔界水滸伝とかアルスラーン戦記とかルナ・ヴァルガーとか無責任艦長タイラーシリーズ(都築和彦イラストまで)とかロードス島とか……。結構変なものも買っていたものだなあ*3。こっちはほとんど処分したが*4

*1:正確にはマンガ本などの軽い本の場合には、だが。堅い本だったり、重い本だったり、洋書だったりすると、その限りではなかったりもする。もちろん買うときは読みたくて買うんだが。

*2:めぞん一刻」「蒼天航路」すら手放した。メジャーどころの多数巻にわたるものでは「ハンター×ハンター」「うしおととら」「帯をギュッとね!」も手放したし、一時期大半を入手していたと思われる「竹本泉」作品も今は手元にない。あれ。これはメジャーでも大作でもないか。ともあれ、収集作家以外の長い作品では現在「拳児」が、たまたま状態が悪くて売れそうになかったという理由で手元に残してあるくらいか。

*3:そういえば「異次元騎士カズマ」シリーズも結構好きだったな。って名前が思い浮かばなくて、イラストの「安彦良和」からぐぐったんだけど。敵に捕まった「ヒロイン」があっさり暴行を受けて殺されちゃったりするなど、結構シリアスな異世界物だった記憶が。また読んでみたくなったが、絶版か。

*4:十二国記と月光界くらいかな、残って/継続しているのは。