仏国買物旅行:往路

職場を12時前に出る。フランス人の同僚が、フランスに買い物に行くんだけど、一緒にどうかと誘ってくれていたのだ。
各自の相方を拾って、12時半頃、ドーバーに向けて出発する。
金曜ということもあり、混む前にととりあえずひたすらロンドンの南方を東へと進む。ロンドンを過ぎ、渋滞に巻き込まれる可能性が無くなったあたりのサービスエリアで休憩。フランス人カップルは車の中で用意のサンドイッチを、私たちはサービスエリアの中の店で、スープとサンドイッチをいただく。
かくて15時半にEuro Tunnelに到着。ちょうど16時3分の列車が乗車中。我々が乗るのは(フランス人が予約してくれていたのは)16時33分の列車。その列車の人はしばらく待てとのことで、Tax Freeのお店があるところに行く。ちょうど小さめの空港のTax Freeみたいなところ。30分くらいはぶらぶらできるということだったので、適当に分かれていろいろなお店を冷やかしたり、トイレに行ったり。
15時50分頃、ぶらぶらしていたら、乗車時間になったみたいと呼ばれる。出発である。

実はこの時点に至っても、車で来たことと列車に乗ると言うことが、今イチどういうことなのかわかっていなかった。
まずは改めて車に乗り込む。パスポートチェックはなんだか簡単で、高速道路の料金所みたいなところを通過しつつ車内から見せただけ。フランス人の運転だったから簡単だったんだろうか。
車はそのまま進み、どうなるのかとおもっていたら、車のまま列車に乗り込むのであった。車が二階建てに搭載される大型の列車に、車が吸い込まれて行く様は奇妙であった。ちょうど狭いトンネルのような車内を進み、奥から詰めて停車して行く。特に車を固定するわけではない。車の窓を開けておけとアナウンス。アナウンスは全て英語とフランス語。まあ当然か。

特に座席とかが用意されているわけではない。そのまま自動車内で30分過ごせと言うことらしい。が、車から離れても構わないらしい。まあ窓が開けっ放しだから目を離すわけにも行かないが。フランス人たちはサンドイッチを作りながら食べている。我々は車内を物珍しげに眺めながら、トイレに行ったり。

Calaisに到着。列車から降りたらそこは1時間時間が進み、看板の文字がさらに意味不明になり、車は右側を走っている、フランスである。

ホテルに18時45分頃到着。これも同僚が予約しておいてくれた物である。30分程お部屋で一服してから、お散歩。曇りだし、寒いし、風が強いが、時々日差しも出る天気。