Old Sarum

最初の停車地はOld Sarumというところである。ちょうど雲が出て日差しはないものの空は明るい。ただ風がとても強い。

ここは手持ちのガイドブックには出ていないポイントである。聞くとソールズベリの前身にあたるのだとか。当初小山の上の、要塞都市として作られた都市(1000人規模で人が住んでいてcathedralが作られていたのだ)だったのだが、さすがに水回りとかが不便だったので、ふもとの川沿いにある今のソールズベリに移ったのだとか。

現在の状態はというと、緑の芝に覆われた小山である。中心部に堀に囲まれた一画が有り、橋をわたってその中まで行けるようにはなっているのだが、そっちは有料なので今回のコースでは立ち入らない。ちょっと残念。

Cathedralの跡は基礎の石だけ。主な石は現在のソールズベリ大聖堂などに流用されたのだとか。それでも宝物庫の跡が一段低くなってたりなど、なかなか変化もあって見てて楽しい。

見晴らしも良く、元城壁があったという崖のところからは、眼下に現在のソールズベリの町が見渡せる。