Turner Whistler Monet

土曜日の話になるが、標記の展覧会に行った。場所はロンドンのTATE Britain。

ここは(もしくは、この展示では)入場時間が指定されている。ネットなどでも予約できるのだが、実は先週それをせずに11時ごろに来てみたら、今買えるチケットの入場時刻は13:30とあって断念したという経緯があったのだ。そこで今回は10時からということで9時半過ぎに来てみたところ、無事10:30入場のチケットを購入することができた。£10×2人。

ターナーはモネの前の世代、ウィスラーはモネの同世代だとか。モネと言えばフランスであるが、普仏戦争から疎開してロンドンにも滞在していたとか。実際国会議事堂の連作などをみてみると、霧とスモッグのロンドンは、印象派の画風と意外に相性が良いかもしれない。

ターナーはもともと結構好きだったのだが、実物をみて、印象派につながる部分が結構実感できた。

ウィスラーという画家は、実は知らなかったのだが、当初はスモッグの暗いロンドンをそのまま描いてたのだとか。その後さすがにそれを避けて夜のロンドンを描くようになったとあったような。で、そのロンドンの夜景だが、当時の照明の数とかが想像できて面白い。ただ、いかんせん絵面が暗い。他の絵でも、よくよくみると結構きれいな淡い色使いなのだが、パッとみ暗くて地味なのだ。相方などは飾ってどうかって視点でみてるので、「要らない」との評価であった。*1

思った以上に楽しかったので、Catalogueも買う。£25。高い(^^;。

*1:まあターナーやモネを「要る」などと言われても困るんだけどね、というか無理。