もばなま英国篇 − 英国床屋事情

いい加減髪を切りたいと思って一月*1。日曜日には行ける範囲の床屋美容院全て閉まっていることが既に分かったので、この土曜日に意を決して町の床屋に突撃してみた。

まず、朝の出勤時のバス停のところに、予約は要らないと書いてある美容院があったので訪れてみた*2。入ったはいいが、美容師さんが女性ばっかり。ビビったが、予約でいっぱいと言われて悲しいやらほっとするやら(^^;。

諦めて家に戻ろうかと思いつつ、帰途にあるいつも混んでいる床屋さんを、予約方法を聞きがてら訪れてみた。

「あのー予約って電話すればいいんですか?」と聞くと、散髪真っ最中の女性が、「なに?切りたいの?そこのソファに並んで座って待っていて」と。結構店内に行列ができていたのはこう言うシステムだったからか!

入った時間は朝の9時前頃。前には2〜3人程度。さすがに客も少ないから、5つほどある椅子の2つだけを使用して、対応してくれた女性ともうちょっと若いお姉さんがカットをしていた。ちょうど私の番になった時、列も延び始めていたのを見て、お姉さんが奥に声をかける。出てきたのはおじいさんって感じの人。これまたほっとするやら(^^;。

まず前掛けをしてもらい、「どのくらい切るか?」と聞かれたので、「短くお願い。でも髪が立ちやすいから前と上はあんまり短くしすぎないでね」と答える。そしたら、「じゃあsideと後ろはtrimする?」と聞かれたので、「いやいや、短くお願い」と。後は、「どちらに分ける?(partitionがどうこうと)」と聞かれ、「on right side」と答えたところ、「on right-hand side」と返答。なるほど。単にright sideじゃ誤解の元だもんね。

あとはざざっとバリカンをかけてちゃちゃっとはさみで整える*3。ささっと髪を払ったら、しゅしゅっとスタイリングをして9時15分には終了。早い!!ウザッタイのが嫌いな私にはちょうど良いかも。

webで調べたりした中で聞いていた通り、特にお願いしない限り洗髪はしない。ただ、その聞いていた話というのが、前掛けがゆるゆるで終わったら体中髪だらけで難儀したって話だったので覚悟していたのだが、襟元はしっかりしており、体は無事だった。

ちなみにヘアスタイルは、こちらのアジア系の人によく見るようなぴっちりした髪型(^^;。なるほどね。

*1:だったら日本で切ってけよって感じだが、最後の方はいろいろ忙しくて切りに行く時間が取れなかったのだ

*2:予約の「電話」をしたくなかったのだ(^^;。

*3:具体的な記述をしようにも、散髪の時は眼鏡を取っちゃうから見えないのだ。