曹操の遺骨のDNA鑑定の話

曹操の遺骨、DNA鑑定計画=上海の大学が子孫の男性募集−中国という記事があった。

中国で真贋(しんがん)論争が続く三国志の英雄で魏の始祖、曹操(155〜220年)の墓をめぐり、上海の名門・復旦大学が出土した男性の遺骨のDNA鑑定を計画している。父子間で遺伝するY染色体を子孫との間で照合すれば鑑定は可能として、「曹」姓の男性の募集を始めた。

として

曹操の故郷、安徽省亳州市を中心に、墓が見つかった河南省山東省で「曹」姓の男性を募り血液を採取。曹操の父親が「夏侯」家からの養子だったとされることから「夏侯」姓の男性も対象とし、合計数百人のサンプルを収集する。

とのことなのだが、一方Wikipediaの「曹操」の「子孫」の項には以下のような記述があった。

子孫は現在、浙江省杭州の東図上村に住んでいるとされ、住民1,600人のうち1,500人の姓が「曹」である

…その地名、上の記事では研究対象になってないんですけど。


謎。