日本の警官は防弾チョッキも配備されていないのか?

また日本国内において拳銃発砲立て籠もり事件が起きた。その際、初めに撃たれた警官を6時間も放置した形になったというのも酷い話だが、その警官を救助しようとした機動隊員が「左胸」を撃たれたというのは一体どういうことなんだろう。


胴体部であるならば、防弾チョッキなど防御装備があったんではないのか?機動隊にすらそのような装備が配備されていないならお粗末な話だし、装備があったのに着用を指示していなかったのなら指揮官の責任は大きい。


それにしても、深夜になるまでこのような騒ぎを引っ張るなんて、周辺住民の負担も相当大きいぞ。

毎回こういう事件のたびに思うのだが、凶器を持った犯人を長時間に渡って放置したまま、只管に「説得」、というのはトータルコストを考えたときに妥当なんだろうか?

■追記:

救出時に撃たれた警官の方が残念ながら亡くなったとのこと。23歳。若すぎる。

朝日新聞のサイトの記事によると

特殊部隊(SAT)の隊員で、突入部隊とは別に、現場の民家から少し離れた路上で警戒にあたっていて撃たれた。防弾衣などの装備は着用していた。
(『警官救出時にSAT隊員撃たれ死亡 愛知立てこもり』 2007年05月18日01時39分)

とのこと。救出に直接参加した機動隊員ではなく、流れ弾。盾を持っていたはずなのになぜという疑問の方は納得したが、記事中には「防弾衣などの装備は着用していた」とある。ではなぜSAT隊員の方は防弾衣がカバーしているはずの「左胸」への被弾で亡くなったんだ?(コメント欄参照)

■翌朝記す

まだやっているとは思わなかった。普通こういうのは明け方とかに突入するんではないのか?