Desperate Housewives
「Desperate Housewives*1」がついにレンタルになった。新作では高いのでしばらく待っていたのだが、待ちきれずに一巻だけ借りてみた。
第一話の密度が高いことにびっくり。当たり前かもしれないが、主要な背景となる要素はすべて語りつくしている。単に密度が高いだけではなく、展開のテンポがよく、それでいて観る者を振り切ることもない。実際字幕で観ていて、「ああ、ここはこういうことを言っていたのか」ってなところは多々あったが、物語の重要な要素は基本的に伝わっていた。よくできている。
上のコメントでタイトルにけちをつけたが、実はもうひとつけちをつけたいことがある。いったいどういう声優選びをしているんだ?主要メンバーのどれも、まるっきりイメージが変わる。色っぽく無邪気で、でも変にまじめなガブリエルが、妙に重苦しく堅苦しく見えたり。せめて声の質やしゃべり方の特徴を考えて、もとのキャラクターのイメージにあわせようよ。ぜんぜん雰囲気が伝わってこないよ。プロが作ってるんだろ?
まあ当然我々はもともとの主義もあり、字幕で観たし、これからも吹き替えで観るつもりはないんだが、TV放映は吹き替えだったわけだから、日本でヒットしなかった理由には、このケチをつけた二要素が、かなり関係していると思うぞ。
リンクはパッケージ販売のもの。こちらの販売開始はまだのようだ。
デスパレートな妻たち シーズン1 COMPLETE BOX [DVD]
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2006/10/04
- メディア: DVD
- クリック: 30回
- この商品を含むブログ (68件) を見る
*1:「デスパレートな妻たち」なんていうこなれていない邦題はあまりいいたくない。だれだこんな頭の悪いタイトルをつけたの。