Marcelo Bratke Piano Recital(Wigmore Hall)/ひとつだけ

mobanama2005-12-04

再度Wigmore Hallに、今度はピアノ独奏を聴きに。

今年はモーツアルトの当たり年ということもあって目立ってないのか、イギリス人は好きじゃないのか、あまりショパンの名前を見かけない気がする。その中で珍しく見つけたショパンの曲を弾くピアノリサイタルに来てみたのだ。

From Darkness To Light ---- Marcelo Bratke Piano Recital
Sunday 4th December 2005 4.00pm

Fryderyk Chopin Sonata op. 35 no.2 in B flat minor
Grave - Doppio Movimento
Scherzo
Marche funebre
Finale: Presto
Fryderyk Chopin Mazurka op. 17 no. 4 in A minor
interval
Ernesto Nazareth Tango and Waltzes

Programme(freeの二つ折一枚もの)を見ると、サンパウロ出身とのこと。「14歳からピアノを始め」とあり、素人耳にもちょっとそう言う感じの演奏だったように思う。

後半はリオデジャネイロ出身の19世紀末から20世紀初頭の作曲家の曲らしい。「タンゴ」と「ワルツ」を交互に。Brazilian Tangoとあるが、多くはいわゆるタンゴらしい曲ではなかった。そのくせちょっと聞いたようなフレーズが混じってたりする。指使いもずいぶん簡単な感じだったとか。後世に残るような類いの曲ではない感じ。でもまあ楽しい曲ではあった。それに楽しそうに演奏していて、トータルではまあ良かったかも。