初心に返ってロンドン行

mobanama2005-11-12

晴。
9時過ぎにロンドン着。Victoria駅のバス停で降りて、地下鉄でWaterlooに。まだ早すぎてSouth Bankのコンサート会場のTicket officeは空いていないだろう時間だったので、橋を渡ってトラファルガー方面へ。

Trafalgar SquareのSt. Martin-in-the-Fields Churchへ。かつて1年ほど前に最初にこの教会に寄ったとき、地下のカフェがいい感じだったのを覚えていたのだった。11時前ということで、Full English breakfastを頼む。お味は悪くない。途中の変なところで食べずにここまで我慢して正解。

そのまま歩いてCovent Gardenへ。途中ガイドブックにあった英国最古のレストランとかいうRulesの前を通って。といっても店構え自体の見た目はさほど古そうでもなく、格が高そうな感じでもなくて、大したことはないのだが。知らなかったらただ通り過ぎちゃいそう。

Covent GardenではRoyal Opera Houseへ。今シーズン限りでDarcey Bussellが引退をするとのニュースを見たので、是非その前に彼女の舞台を観たいと。11月の週末には26日のManonと19日のもう一つの舞台があったが、Manonじゃない方は既にSold out。26日のManonを予約する。相方はそれ以外にも平日に予約。深夜の帰宅になるんだが大丈夫かなあ。ショップでそのManonのDVD等を買う。

続いて歩いてテムズ川沿いのSomerset Houseへ。その中のCourtauld Institute of Art Galleryというところが、印象派の絵画があることで有名とのことで行ってみる。

日本の有名展覧会のようにたくさんの人であふれているわけじゃないし(それどころか、時に室内に自分たちしか居ない時間ができるくらい!)、何より豪華な宮殿のような室内に絵が飾られているというのは、何か違う気がする。実際の絵の方も、有名な絵画(ゴッホの耳を切り落とした後の自画像とか)がたくさんあって、良い。

一通り堪能した後、出て目の前の橋をWaterloo方面に渡ろうとしたら、橋の上や川沿いの堤防のところが異常な人ごみ。警備に出ていた警官に聞くと、5時から花火だとのこと。時刻は16時40分過ぎ。待つことに。

花火は(おそらく)テムズの川の中の船から打ち上げられていた模様。真円度等は日本の花火に譲るところはあるが、二段階で開いてちょろちょろ動き回るもの等、凝った花火も結構あって、楽しい。15分程で終わる。

改めてSouth Bankの方へ。Queen Elizabeth Hallと書かれた建物に入ると、なんだか騒がしい。どうやらロビーになった部分でBBC Radioのジャズイベントをやっている様子。演奏の音がかなり大きくて人の声も聞き取りにくいし、賑わっていて混雑している。その騒がしい中にあるBox officeでいくつかのコンサートを予約。座席表を見ながら良い席を選ぶ。先ほど同様相方が平日のコンサートも予約。心配だ心配だ。

この地区にはホールが3つ固まって居るのだが、一番大きい?Royal Festival Hallは改装中。いつ再開するのか聞いたら2007年からとのこと。こりゃ見れないね。他にもPurcell Roomという小ホールもあるらしいのだが、今回予定をチェックして予約したコンサートは全てQueen Elizabeth Hallのもの。Purcell Roomもとりあえずおあずけ。

ここまでで時刻は18時過ぎ。今からならまだ間に合うかと、ピカデリーのJapan Centreに向かう。

18時半過ぎに到着。19時までだと記憶していたのだが、土曜日は20時までだとのこと。安心したらお腹がすいたので、Japan Centreで先ずは食事をとる。カツ丼。前回食べた生姜焼きと違って味が濃すぎはしない物の、どうも甘い。ちなみに前回食べた時はご飯がべちゃべちゃだったのだが、今回は固い。ちょっと固すぎ目かも。いずれにせよ、あんまり安定していない。ついでに、頼んだビール(キリン一番搾り)の缶の上蓋が異常に汚れていた上に、飲み終わって気づいてみたら、Expire dateが2005年の8月末じゃあないか。なんだか気分が悪いぞ。(文句を言わないおとなしい日本人(^^;)

まあ気を取り直して買い物。梅干し、納豆、漬け物、うどんなどの乾麺、柿の種、お米(1kg)や味ポンなんかも含め、なんやかやとたくさん買い込む。

大荷物を抱えて、ピカデリー線でGreen Parkへ。ビクトリア線に乗り換えてVictoria。後はバスで爆睡しつつ帰宅したのであった。