皇太子殿下のお言葉より

http://www.asahi.com/national/update/0223/006.html

つい最近、ある詩に出会いました。それはドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の作った「子供」という詩で、スウェーデンの中学校の社会科の教科書に収録されております。
 批判ばかりされた 子どもは
 非難することを おぼえる
 殴られて大きくなった 子どもは
 力にたよることを おぼえる
 笑いものにされた 子どもは
 ものを言わずにいることを おぼえる
 皮肉にさらされた 子どもは
 鈍い良心の もちぬしとなる
 しかし、激励をうけた 子どもは
 自信をおぼえる
 寛容にであった 子どもは
 忍耐を おぼえる
 賞賛をうけた 子どもは
 評価することを おぼえる
 フェアプレーを経験した 子どもは 
 公正を おぼえる
 友情を知る 子どもは
 親切を おぼえる
 安心を経験した 子どもは
 信頼を おぼえる
 可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
 世界中の愛情を 感じとることを おぼえる
(「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」アーネ・リンドクウィスト、ヤン・ウェステル著/川上邦夫訳)

愛子には七五調の使われている童謡などを通して、自然にこのリズムが身に付き、簡単な七五調の言葉遊びが楽しめるようにと思っています。併せてこのような日本の良い習慣が現在少しずつ失われつつあることを残念に思い、ぜひ今後も長く子供たちの間で親しまれることを心から願っております。

最近本当に日本の伝統的な曲を教わる機会が減っているというしなあ。