『火力発電停止公表せず』の件が結構真面目にわかんないんだが
どういう問題であるかは↓『続きを読む』以下の新聞記事の引用参照。
これらも含めて、とりあえず色々ウェブを眺めている限り、
東電と新日本製鉄が共同出資する発電会社君津共同火力の5号機が突然止まり、予定していた30万キロワットの電力を東電に送れなかった
のを緊急措置発動の理由に挙げなかったことを非難しているように見える。*1
しかし例えば、
会議に間に合わなかった同僚/部下/上司から、「会議の開始時間ぎりぎりに間に合うはずだったのに、ホームで駆け込み乗車しようとしたやつが居て、そのトラブルのために電車が遅れた」、といわれたらどう思うだろうか。
私なら『言い訳すんな』、『人のせいにすんな』と思う。
電車のトラブルが問題なのではない、 = 君津共同火力の有無が問題なんではない、*2
余裕を持って早く出ないのがいけないのだ。 = 発電容量に余裕がないのが問題なのだ。
じゃあ余裕がないのはなぜか。
東電には君津共同火力しか発電施設がなかったのか?それならばその理屈はわかる。でも違うだろう?
猛暑である中、柏崎刈羽が地震の影響でとまっているからじゃあないのか。
主因は「柏崎刈羽」であって、「君津」は最後の一押しに過ぎなくないかい? 全くもって、構造的な問題よりも、末端の「実行犯」ばかりを好んで報道したがるマスコミならではの着眼である。
それとも東京電力が、『私のせいじゃないもん。君津がトラぶったのが悪いんだもん』とでも発表すればよかったのか?
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