【画像なし】テルマエ・ロマエの石畳

テルマエ・ロマエ」とは、古代ローマ(ハドリアヌス帝治世)の浴場建築技師が現代日本にタイムスリップして日本の浴場「文明」を観察するという視点からまとめられた連作漫画作品である*1。なかなか面白い作品であるのだが、非常に些細な点がひとつ気になっている。


漫画中で描かれているローマ時代の風景の中で、街路の石畳の石が丸く盛り上がっているのだ。ちょうど現代において、ローマ時代の遺跡で見られるのと同じように。


私はそれらの石畳は、敷設当時はたいらになるように葺かれていたが、ローマ帝国崩壊によってインフラ整備が停止した結果、一切葺きなおしが行われないまま千年以上の時間が経過し、その間に風雨等によって接合部分が浸食されて丸みを帯び、でこぼこの歩きにくい道になったものと思い込んでいた。


実際のところどっちなのだろうか?

【追記】

ふと思いついてポンペイ遺跡の画像をぐぐって見た。漫画のほとんど丸石で葺かれたような石畳と比べると、そんなに起伏のない石畳のように見えるんだがなあ。

*1:とある事情でいつもより文章がかたい